プロセス内にデータを指定する

変数を定義するとき、名前とデータ型を定義します。オプションとして、デフォルト値や使用可能な値リストを指定できます。

データ型
変数の命名
ビジネスデータ変数を定義する
単純データ型を定義する
Java オブジェクト(複合データ型)変数を定義する
XML(複合データ型)変数を定義する
選択リストとして変数を定義する
デフォルト値を定義する
使用可能な値を定義する

データ型

Bonita BPMは、いくつかの事前定義データ型(Boolean, date, integer, long, double, text, および選択リスト)を持っています。「複数」を指定して特定のデータ型の値を配列化またはコレクション化した変数を定義できます。これはビジネスデータとプロセスデータの両方に適用できます。

複合データ型(COMPLEX)を使用し、Java オブジェクトまたは XML オブジェクトとして追加のプロセスデータを定義することもできます。

変数の命名

変数には意味を理解できる名前を使用することを推奨します。これはプロセスのデバックとメンテナンスを容易します。特に1つのプロセスを2名以上で作業する場合に有効です。接頭辞を使用し、変数が使用されるコンテキストやそれに関連するタスクを識別できるようにすることは有益です。たとえば、すべての一時的データ変数には「trans_」の接頭辞を付けたり、getDataをコールしたタスク上の変数に「タスク名_getData_」の接頭辞を付けたりできます。Java 言語キーワードは変数名として使用できません。

ビジネスデータ変数を定義する

ビジネスデータ変数をプロセスに追加する前には、ビジネス データモデルを定義する必要があります。

ビジネスデータ変数をプロセスに追加するには:

  1. Bonita BPM Studio のプロセス図を開きます。
  2. 変数を定義したいプロセス プールを選択します。注意: ビジネスデータはプール/レーンレベルでのみ追加できます。
  3. [詳細] パネル -> [データ] タブ -> [プール変数] ペインに進みます。
  4. [データ] ペイン内の左にあるビジネス変数セクションに進みます。
  5. [追加…] をクリックします。
  6. 変数名を指定します。名前は変数の有効範囲内でユニークである必要があります。
  7. オプションとして、変数の説明を追加します。
  8. ドロップダウンリストからビジネス オブジェクトのタイプを選択します。
  9. その変数を複数(配列)として定義するには、そのボックスをチェックします。
  10. このタスクのフォーム生成時に、この変数に関連するウィジェットを自動で追加させるには、そのボックスをチェックします。
  11. [終了] をクリックします。

単純データ型を定義する

単純データ型は、 Boolean, date, integer, long, double および text です。それらのタイプの1つで変数を定義するには:

  1. Bonita BPM Studio のプロセス図を開きます。
  2. 変数を定義したいプロセス プールまたはタスクを選択します。
  3. [詳細] パネル -> [データ] タブに進み、プールに対しては [プール変数] ペイン、タスクに対しては [ローカル変数] ペインに進みます。既に定義した変数のリストが表示されます。
  4. 選択したペインのプロセス変数セクションに進んで、[追加…] をクリックします。
  5. 変数名を指定します。名前は変数の有効範囲内でユニークである必要があります。プロセスのメンテナンスを容易にするため、タスクに定義した変数にユニーク性が必須でないとしても、プロセス内のすべての変数をユニークにする方がいいです。
  6. オプションとして、変数の説明を追加します。
  7. ドロップダウンリストからデータ型を選択します。
  8. 日付の変数を定義している場合は、初期の日付をピックアップできます。
  9. オプションとして、デフォルト値をセットします。式エディタを使用しその値を設定したり、そのフィールドに直接指定できます。
  10. その変数を複数(配列)として定義するには、そのボックスをチェックします。
  11. その変数を一時的変数として定義するには、そのボックスをチェックします。このオプションを選択した場合、プロセスレベルの変数としては使用できません。
  12. このタスクのフォーム生成時に、この変数に関連するウィジェットを自動で追加させるには、そのボックスをチェックします。
  13. 定義の保存: 続けて別の変数を定義したい場合は、[引き続き追加] をクリックします。作業を終了する場合は、[終了] をクリックします。

Java オブジェクト(複合データ型)変数を定義する

データ型が Java オブジェクトの変数を定義できます。変数を定義する前に、データ型の定義を作成する必要があります。

Java オブジェクトの変数を追加するには:

  1. Bonita BPM Studio のプロセス図を開きます。
  2. 変数を定義したいプロセス プールまたはタスクを選択します。
  3. [詳細] パネル -> [データ] タブに進み、プールに対しては [プール変数] ペイン、タスクに対しては [ローカル変数] ペインに進みます。既に定義した変数のリストが表示されます。
  4. 選択したペインのプロセス変数セクションに進んで、[追加] をクリックします。
  5. 変数名を指定します。名前は変数の有効範囲内でユニークである必要があります。プロセスのメンテナンスを容易にするため、タスクに定義した変数にユニーク性が必須でないとしても、プロセス内のすべての変数をユニークにする方がいいです。
  6. オプションとして、変数の説明を追加します。
  7. データ型のドロップダウンリストから「Java Object」を選択します。
  8. Java オブジェクトを定義するクラスを指定します。
  9. オプションとして、デフォルト値をセットします。式エディタを使用しその値を設定したり、そのフィールドに直接指定できます。
  10. その変数を複数(配列)として定義するには、そのボックスをチェックします。
  11. その変数を一時的変数として定義するには、そのボックスをチェックします。このオプションを選択した場合、プロセスレベルの変数としては使用できません。
  12. このタスクのフォーム生成時に、この変数に関連するウィジェットを自動で追加させるには、そのボックスをチェックします。
  13. 定義の保存: 続けて別の変数を定義したい場合は、[引き続き追加] をクリックします。作業を終了する場合は、[終了] をクリックします。

プロセスを構成設定するとき、データ型の定義を含む JAR ファイルをアプリケーションまたはプロセスの「依存関係」に追加する必要があります。

XML(複合データ型)変数を定義する

XML 変数は、XML スキーマ ファイルで定義されたデータ型を持ちます。変数を定義する前に、データ型の定義を含む XML スキーマを作成する必要があります。データ型の定義はネームスペースに所属するXML スキーマ(XSD)ファイルに格納されます。

XML 変数を追加するには:

  1. Bonita BPM Studio のプロセス図を開きます。
  2. 変数を定義したいプロセス プールまたはタスクを選択します。
  3. [詳細] パネル -> [データ] タブに進み、プールに対しては [プール変数] ペイン、タスクに対しては [ローカル変数] ペインに進みます。既に定義した変数のリストが表示されます。
  4. 選択したペインのプロセス変数セクションに進んで、[追加] をクリックします。
  5. 変数名を指定します。名前は変数の有効範囲内でユニークである必要があります。プロセスのメンテナンスを容易にするため、タスクに定義した変数にユニーク性が必須でないとしても、プロセス内のすべての変数をユニークにする方がいいです。
  6. オプションとして、変数の説明を追加します。
  7. データ型のドロップダウンリストから「XML」を選択します。
  8. 「XML のネームスペース」のフィールドで、データ タイプの定義を含む XSD ファイルを選択します。
  9. 「ネームスペースの要素」のフィールドで、あなたが定義している変数のデータ タイプを定義する XSD ファイル内の要素を指定します。
  10. オプションとして、デフォルト値をセットします。式エディタを使用しその値を設定したり、そのフィールドに直接指定できます。
  11. その変数を複数(配列)として定義するには、そのボックスをチェックします。
  12. その変数を一時的変数として定義するには、そのボックスをチェックします。このオプションを選択した場合、プロセスレベルの変数としては使用できません。
  13. このタスクのフォーム生成時に、この変数に関連するウィジェットを自動で追加させるには、そのボックスをチェックします。
  14. 定義の保存: 続けて別の変数を定義したい場合は、[引き続き追加] をクリックします。作業を終了する場合は、[終了] をクリックします。

選択リストとして変数を定義する

変数の値が固定的に1つ以上の値になり得る場合、選択リストを使用できます。この使用可能な値は頻繁に変更される場合、あるいは業務データに関連している場合は、この方法は推奨できません。その代わりに、コネクタを使用しデータベースから業務データの使用可能な値を取得すべきです。

スタティックな選択リストの変数を定義するには:

  1. Bonita BPM Studio のプロセス図を開きます。
  2. 変数を定義したいプロセス プールまたはタスクを選択します。
  3. [詳細] パネル -> [データ] タブに進み、プールに対しては [プール変数] ペイン、タスクに対しては [ローカル変数] ペインに進みます。既に定義した変数のリストが表示されます。
  4. 選択したペインのプロセス変数セクションに進んで、[追加] をクリックします。
  5. 変数名を指定します。名前は変数の有効範囲内でユニークである必要があります。プロセスのメンテナンスを容易にするため、タスクに定義した変数にユニーク性が必須でないとしても、プロセス内のすべての変数をユニークにする方がいいです。
  6. オプションとして、変数の説明を追加します。
  7. データ型の行で、[選択リスト…] をクリックします。開いたダイアログボックスは既に定義済みの選択リストを表示します。
  8. [追加] をクリックして新しい選択リストを追加します。名前と、オプションとして説明を指定します。
  9. そのリスト内にオプションを追加し、[追加]、[削除]、[上へ]、[下へ]のボタンを使用して並び順を調整します。
  10. [OK] をクリックし、選択リストを保存します。
  11. オプションとして、デフォルト値をセットします。式エディタを使用しその値を設定したり、そのフィールドに直接指定できます。
  12. その変数を複数(配列)として定義するには、そのボックスをチェックします。
  13. その変数を一時的変数として定義するには、そのボックスをチェックします。このオプションを選択した場合、プロセスレベルの変数としては使用できません。
  14. このタスクのフォーム生成時に、この変数に関連するウィジェットを自動で追加させるには、そのボックスをチェックします。
  15. 定義の保存: 続けて別の変数を定義したい場合は、[引き続き追加] をクリックします。作業を終了する場合は、[終了] をクリックします。

選択リストを定義した後、データ型のメニューからリスト名を選択することで同じ選択リストを使用する別の変数を定義できます。

デフォルト値を定義する

直接デフォルト値を入力するか、式エディタを使用することによって変数にデフォルト値を指定できます。式エディタを起動するには、デフォルト値のフィールドの横にある鉛筆アイコンをクリックします。

変数に関連するフォーム ウィジェットが表示されたとき、あなたが定義したデフォルト値がフォーム内のウィジェットの初期値として使用されます。

使用可能な値を定義する

チェックボックス、チェックボックスリスト、ドロップダウンリスト、ラジオボタンセット、選択リスト用に使用可能な値のセットは、コネクタか、選択リストのいずれかを使用することによってセットされます。

一連の利用可能な値は定義したくないが、その値に制約条件を指定する必要がある場合は、バリデータを使用できます。