ポータルのシステム管理者は、あるプロセスにプロセス管理者をアサインしプロセスの管理責任を共有できます。
プロセス管理者の説明
プロセスをプロセス管理者にアサインする
自分が管理するプロセスをリストする
自分が管理するプロセスをモニタリングする
プロセスの案件リストを見る
プロセスの案件のタスクリストを見る
タスクをアサインする
タスクのアサインを解除する
エラーになったタスクをスキップする方法
別のユーザーの案件を開始する
別のユーザーのタスクを実行する
プロセス管理者の説明
プロセス管理者は、特定のプロセスに対しシステム管理者と同じ管理責任を共有します。
プロセス管理者は、管理対象プロセスに対し次のことができます:
- タスクに関するアクションの実行:
- タスクをアサインする、アサインを解除する
- エラーになったタスクを再実行する
- タスクを確認する
- 別のユーザーにタスクを指示する
- 案件に関するアクションの実行:
- 案件を削除する
- 案件を確認する
- 案件のデータを編集する
- コメントを追加する
- 別のユーザーの案件を開始する
- プロセスに関するアクションの実行:
- プロセスを有効、無効にする
- プロセスの構成設定を編集する(コネクタの更新、アクターマッピング、プロセス管理者のマッピング、パラメータ値)
プロセスをプロセス管理者にアサインする
プロセス管理者をプロセスにアサインするには2段階のステップがあります:まず、プロセス管理者プロファイルにエンティティ(エンティティとはユーザー、グループ、役割、所属などの総称)をアサインし、その後、プロセスをそのエンティティにマップします。これであなたは、プロセス管理者プロファイルをアサインし、プロセスをユーザー、グループ、所属などのエンティティにマップできます。
プロセス管理者プロファイルをユーザーにアサインする
プロセス管理者プロファイルをユーザーにアサインするには:
- Bonita BPM ポータルにシステム管理者としてログインします。
- [組織] に進みます。
- [プロファイル] を選択します。
- プロセス管理者を選択すると、技術的な詳細のセクションにこのプロファイルで既定されているユーザー、グループ、役割、所属の数を表示します。
- [詳細…] をクリックします。
- [ユーザーを追加します。] をクリックします。
- ユーザー名の次にあるボックスをチェックしユーザーを選択します。
- [追加] をクリックします。これでプロセス管理者プロファイルは、そのユーザーにアサインされました。
プロファイルはグループ、役割、所属にもアサインできます。
プロセスをプロセス管理者にアサインする
プロセスをプロセス管理者プロファイルを持つユーザーにアサインするには:
- システム管理者、またはそのプロセスのプロセス管理者として Bonita BPM ポータルにログインします。
- システム管理者プロファイルを使用する場合は、[BPM] -> [プロセス] に進み、プロセス管理者プロファイルを使用する場合は、[プロセス] に進みます。
- プロセスを選択し、[詳細…] をクリックします。そのプロセスに現在アサインされているプロセス管理者の数がプロセス管理者のマッピング表に表示されます。
- ユーザーを追加するには、ユーザーの列内の+記号をクリックします。ポップアップがこのプロセスの現在のプロセス管理者のリストを表示します。
- [ユーザーを選択…] をクリックします。システム管理者プロファイルの持つユーザーのリストが表示されます。
- そのプロセスのプロセス管理者にしたいユーザーを選択し、[適用] をクリックします。選択したユーザーがそのプロセスのプロセス管理者として追加されます。
プロセスをプロセス管理者プロファイルを持つグループ、役割、所属にも同様の操作でアサインできます。
自分が管理するプロセスをリストする
プロセス管理者は [モニタリング] メニューでプロセス活動をモニタリングできます。
自分が管理するプロセスをモニタリングする
プロセス管理者は [プロセス] メニューでプロセスのリストを見ることができます。
プロセスの案件リストを見る
プロセス管理者は [案件] メニューでプロセスの案件リストを見ることができます。
プロセスの案件のタスクリストを見る
プロセス管理者は [タスク] メニューでプロセスの各案件のタスクを見ることができます。
タスクをアサインする
タスクは必要に応じ、別のユーザーにアサインやアサイン解除ができます。
- [タスク] に進みます。
- タスク リスト内のタスクをクリックします。
- [アサイン] をクリックします。
タスクのアサインを解除する
- [タスク] に進みます。
- タスク リスト内のタスクをクリックします。
- [アサインを解除] をクリックします。
エラーになったタスクをスキップする方法
エラーになったタスクがプロセス内の後続タスクに影響を及ぼさない場合は、プロセス管理者はそのタスクをスキップすることができます。これは、そのタスクが実行されなくても、後続のタスクは問題なく実行できることを意味します。
- [タスク] に進みます。
- [エラー] に進みます。
- タスクをクリックします。
- [詳細…] をクリックします。
- 技術的な詳細にエラーになった理由が表示されます。
- [スキップ] をクリックします。
このタスクはエラーから遂行済みに移動します。
別のユーザーの案件を開始する
プロセス管理者は別のユーザーの代役として案件を開始できます。そのユーザーはプロセスの案件を開始できる権限を持っていなければなりません。
別のユーザーの案件を開始するには:
- そのプロセスのプロセス管理者としてログインします。
- [プロセス] に進みます。
- プロセスを選択し、[開始する] をクリックします。
- ポップアップであなたが代役となって案件を開始するユーザーを選択します。このポップアップには、この案件の開始できるユーザーだけが表示されます。
- [開始] をクリックします。
この案件は指定したユーザーが開始したものとして開始されます。たとえば、案件をユーザーAのものとしてを開始し、続くタスクがそのユーザーの上司によって実行された場合、あなたの上司ではなく、ユーザーAの上司にアサインされます。
別のユーザーのタスクを実行する
プロセス管理者は、別のユーザーのタスクを代役として実行することができます。そのユーザーはそのタスクの実行権限を持っている必要があります。アサインされたユーザーがそのタスクを実行できない場合、案件の滞留を取り除くために役立ちます。
別のユーザーのタスクを遂行するためには:
- そのプロセスのプロセス管理者としてログインします。
- [タスク] に進んで、待機中のヒューマンタスクのリストを確認します。
- そのリスト内の該当のタスクを選択し、[代役をする] をクリックします。
- ポップアップでそのタスクを実行するユーザーを指定します。そのタスクの遂行できるユーザーだけが表示されます。そのタスクがアサイン済みの場合は、アサインされたユーザーが自動的に指定されます。
- [実行する] をクリックします。
指定したユーザーがそのタスクを実行したものとして、そのタスクは実行されます。