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フォームは1つのプロセスに帰属するページです。プロセスには、プロセス起案用とヒューマンタスク用のフォーム、および案件概況フォーム (overview form) の3つが存在します。
フォームの種類
Bonita BPM 7.x のプロセスのフォームを作成するためには、UI デザイナーの使用が推奨されます。UI デザイナーのフォームは、コントラクトによってプロセス定義とユーザーインタフェース定義を分離し、そのメリットを最大限に活用できるようにします。
外部フォームをURLで参照し使用することも可能です。 外部のURLが使用されている場合は、そのフォームがコントラクトにデータを埋めることによって、その情報がエンジンに送信されます。 外部フォームはURLでアクセス可能であれば、どのロケーションに置いても構いません。
下位互換について: Bonita BPM 6.x で作成したプロセスのフォームは、その 6.x レガシー フォームビルダー とそれに関連するツールがサポートされているため、引き続き開発とメンテナンスができます。Bonita BPM 7.x.の新しい機能を最大限に活かすためには、 6.x フォームを UI デザイナーに移行することを推奨します。
フォームの考慮点
フォームは1つのプロセスに帰属するページです。プロセスには、プロセス起案用とヒューマンタスク用のフォーム、および案件概況フォームがあります。あなたがフォームを作成する際に、通常のフォームと異なり、プロセスのインスタンス(案件データ)とフォームの間でどのようにデータを受け渡されるか、知っておくべき事項がいくつかあります。
コンテキストとは、プロセス インスタンスまたはタスク インスタンスによってフォームに提供されるデータのセットです。プロセス起案フォームには、コンテキストはありません。
コントラクトとは、フォームがプロセスインスタンスに返すデータの定義です。案件概況フォームには、コントラクトはありません。
必要に応じて、プロセスの起案用、ヒューマンタスクの実行用、案件概況の表示用の仮フォームが生成されます。これらの仮フォームは、プロセス定義内にフォームが指定されていない場合に生成されます。
プロセスの起案用とヒューマンタスクの実行用の仮フォームは、該当するコントラクトを基に生成され、アプリケーションのテストやデバッグで役立つツールです。
案件概況の仮フォームは、次の3つの主要セクションを持っています:
- ビジネスデータのリスト: 案件で使用したビジネス変数のコンテンツ
- ドキュメントのリスト: 案件で使用した各ドキュメントのコンテンツ
- タイムライン: 選択した案件で遂行されたすべてのアクションの発生順情報(時間的経緯)