複数言語ページ

Bonita BPM のサブスクリプション版の UI デザイナーは、複数言語ページをサポートするために、各ページ要素の翻訳を追加する機構を装備しています。そのテキストはプレビューおよび実行時に採用されるロケール、あるいはプラウザ言語で自動的に表示されます。

ページやフォームに表示される、たとえば、ラベル、プレースホルダ、使用可能な値のリスト、日付ウィジェットの日付フォーマットなど、それらのすべてのテキストを他言語に翻訳できます。基本言語は “en_US” です。英語の各フレーズは、翻訳されたフレーズに対応するキーとして使用されます。これは、ページ エディタのホワイトボード内のテキストがデフォルトでは英語で作成されていることを前提しています。翻訳されたキーを持つページをプレビューした場合、あなたのブラウザの言語が使用されますが、そのほか部分の UI デザイナーの表示言語は、プロパティを含め、あなたが Bonita BPM Studio で指定した言語になります。

どのように機能させるのか

各ページは、キーとそのページがサポートするすべての言語のすべてのフレーズ翻訳を含むローカライゼーション アセットを持ちます。このアセットは localization.json ファイルです。各言語は、ISO 639 の言語属性(たとえば、ja_JP、 fr_FR)によって識別されます。デフォルトの localization.json アセットを開くと、このファイルをどのように形式で作成する必要があるか、その方法が分かります。あなたのページのデフォルトのアセットを変更するか、または新しいアセットをインポートし、そのデフォルト ファイルを置き換えます。

運用時、Bonita BPM にユーザーがログインした場合、ユーザーによって選択されたポータル言語、あるいはデフォルトのポータル言語で表示されます。

ローカライゼーション アセットを使用するためには、そのベージ内のすべてのキーとターゲットの言語への翻訳を含んでいる同じフォーマットのファイルでデフォルトの localization.json ファイルを置き換えます。ローカライゼーション アセットはページレベルに置きます。フォーマットは次のようにする必要があります:

{
“language-A with the format ISO 639-1 code”:
{
“english key”:”translated key for language-A”,
“english key2″:”translated key2 for language-A”,

},
“language-B with the format ISO 639-1 code”:
{
“english key”:”translated key for language-B”,
“english key2″:”translated key2 for language-B”,…
}

翻訳の共有

アプリケーションおよびプロセスによっては、多くのページやフォームで共通する同じフレーズが存在する可能性があります。この場合は、すべてのページが単一の localization.json を使用するように心がけてください。各ページにアセットとして、それをアタッチする必要は残りますが、重複を排除してプロセスの翻訳を効率化させることが可能です。代わりに、各種ページに必要な翻訳テキストを共有するメカニズムを提供可能な第三者、あるいは自作の翻訳管理ツールを使用して、キーの抽出、そのキーに対する翻訳、.json ファイルのビルドを可能することもできるでしょう。