このページでは、次の方法について説明します。
- プロセス図をBonita BPM Studioにインポートする
- プロセス図をBPMN 2.0 フォーマットでエクスポートする
- Bonita BPM Studio リポジトリからファイルをエクスポートし、他のBonita BPM Studioにインポートする
- デプロイのためにプロセスをビルドする
- プロセス図を画像としてエクスポートする
Bonita Open Solution 5.x のプロセス図を移行することもできます。
プロセス図をBonita BPM Studioにインポートする
プロセス図をインポートするには:
- [ダイアグラム]メニューで[インポート]を選択するか、クールバーの[イントポート]をクリックします。
- 入力の形式を選択します。.
- インポートしたいファイルを指定し、[インポート]をクリックします。
- [OK]をクリックします。新しいダイアグラムが作成されます。
次のツールから、または形式でエクスポートされたダイアグラムをインポートできます:
- Bonita BPM
- BPMN 2.0
- Microsoft Visio 2010
- ARIS BPM 7.x
- XPDL 1.0
- jBPM 3.2
Bonita Open Solution 5.x のプロセス図を移行することもできます。
サポートできる、または互換があるとは?
Bonita BPM の同一エディション、または下位のエディションからエクスポートされたダイアグラムは、問題なくインポートできますが、上位のエディションのダイアグラムはインポートできません。例えば、Community editionで作成したダイアグラムはPerformance editionにインポートできますが、Performance editionで作成したダイアグラムをCommunity editionにはインポートできません。
エクスポートされたファイルのフォーマットが BPMN 2.0 互換の場合、Bonita BPM StudioのBPMN要素メニュー内に表示されるBPMN 2.0 要素は問題なくインポートされます。 しかし、エクスポートされた要素がBPMN要素メニュー内に表示されない場合、その要素はBonitaではサポートされていないので、Bonita BPM Studioがサポートしている最も近い要素に変換します。 すべてのインポート・フォーマットに対して、次の特有の変更が行われます:
- インポートしたプロセス内のタスクのタイプが認識できない場合、 そのタスクを抽象タスクに置き換えます。
- インポート時にタスク図形の高さと幅は再設定されます。
- 複数のイベントが認識できない場合、解釈できる最初の要素を採用します。
- あるゲートウェイがサポートされていない場合、ANDゲートウェイに置き換えます。
- *.bar ファイルに複数のプールが存在する場合、それらは単一のプロセス図にインポートされます。
次のインポートフォーマットには、それぞれ固有の制限があります。
BPMN 2.0 (*.bpmn)
ほとんどのBPM製品は、BPMN 2.0 のファイルフォーマットでエクスポートできます。このフォーマットは、Bonita BPM Studio とほとんど互換性があります。.bpmn フォーマットでエクスポートできる製品リストは、ここを参照してください。
Microsoft Visio 2010 (*.vdx)
この機能は Performance、 Efficiency および Teamwork editionで使用可能です。
- Visio のインポートフォーマットは、 .vdx でなければなりません。 .vsd のフォーマットは、Bonita BPM Studioではサポートされません。
- 水平方向の表示(ヨコ型)しかサポートされません。
- 垂直方向の表示(タテ型)はプロセスのミラーイメージとして変換されます。
- Visio は、BPMN 1.2 標準で定義されたすべての図形をサポートします。 詳細は、 Visio の互換性に関する情報を参照してください。
Aris BPM 7.x (*.xml)
この機能は Performance、 Efficiency および Teamwork editionで使用可能です。
Bonita BPM Studioにインポートするため必要なBPMN 2.0 フォーマットでのエクスポートについて詳細は Aris のWebサイト を参照してください。
XPDL from Bonita 4 (*.xpdl)
Bonita 4.x で作成されたxpdl フォーマットだけ互換性があります。 Bonita 4.x 以外の製品で作成された.xpdl ファイルはインポートできません。
jBPM 3.2 (processdefinition.xml)
jBPMは、BPMN 2.0 標準を使用します。
プロセス図をBPMN 2.0 フォーマットでエクスポートする
プロセス図をBPMN 2.0 フォーマットとしてエクスポートした場合、このフォーマットをサポートするどんなBPM製品(Bonita BPM Studioを含め)でもそれをインポートできます。
Bonita BPM Studio から BPMN 2.0 フォーマットでダイアグラムをエクスポートするには:
- ダイアグラムを開きます
- [ダイアグラム]メニューから[形式指定のエクスポート]を選択し、[BPMN 2.0]を選択します。
- エクスポートされるダイアグラムの場所とファイル名を指定し、[OK]をクリックします。
Bonita BPM Studio リポジトリからファイルをエクスポートし、他のBonita BPM Studioにインポートする
Bonita BPM Studio リポジトリ内のプロセス要素に関係したファイルをエクスポートできます。 このファイルは.bos アーカイブ形式でエクスポートされ他のBonita BPM Studioにインポートできます。
エクスポートできるファイルは次のとおりです。
- アプリケーション リソース
- ビジネス データモデル
- 構成設定
- 依存関係
- プロセス図
- 環境
- 組織
- XSD ファイル
.bos アーカイブを作成するには:
- [ダイアグラム]メニューから[エクスポート]を選択するか、クールバーの[エクスポート]をクリックします。
- エクスポートしたいアイテムを選択します。
- ファイル名と場所を指定するか、デフォルトの提案を採用します。
- [終了]をクリックします。
出力された.bos ファイルは、Bonita BPM Studioにインポートできます。
デプロイのためにプロセスをビルドする
プロセスがデプロイ可能な状態になったとき、デプロイ用の実行可能なビジネスアーカイブ (.bar ファイル) を作成する必要があります。
ビジネスアーカイブを作成するには:
- [サーバー]メニューから[ビルド]を選択します。
- エクスポートしたいプロセスを選択します。
- プロセスの構成設定をエクスポートしたいか指定します。構成設定のエクスポートは、あなたが構成設定したコネクタや依存関係を含むすべての情報と他のファイルを一括してエクスポートします。
- .bar ファイルを作成する場所を指定します。ファイル名はプロセス名によって決められ、この段階では変更できません。
- [終了]をクリックします。ビジネスアーカイブが作成されます。
プロセス図を画像としてエクスポートする
このセクションはダイアグラムを画像としてエクスポートする方法を説明します。
Bonita BPM Studioからダイアグラムの画像をエクスポートするには:
- ダイアグラムを開きます。
- [ダイアグラム]メニューから[形式指定のエクスポート]を選択し、[画像]を選択します。
- 画像のフォーマットと品質を指定します。
- エクスポートされるダイアグラムの場所とファイル名を指定し、[OK]をクリックします。