環境とは、1つのプロジェクトに対する一連の構成設定の定義です。1つのプロセスをいくつかの環境(開発用、テスト用、本番用など)ごとに構成設定できます。 この方法によって、1つのプロセスを変更することなく、いくつかの環境で稼働させることができます。なぜなら、ある環境に特別な情報は、構成設定にセットされるためです。Performance, Efficiency および Teamwork のエディションの Bonita BPM Studio は、標準としてこの環境を Local, Production および Qualification の3つに分けて提供しています。 さらに、導入企業独自のカスカム環境を追加・定義することができます。
1つのプロセスを個別の環境で構成設定、稼働、デバックすることができます。
クールバー上の [構成設定] 、[実行] 、[デバック] のメニューで最後に選択した環境がデフォルトの環境になります。
カスタム環境の定義
ある環境のプロセスを構成設定
ある環境のプロセスを実行
ある環境のプロセスをデバッグ
カスタム環境の定義
あるプロセスのカスタム環境を定義するには、Bonita BPM Studio の Performance, Efficiency または Teamwork エディションでそのプロセスを開き、プールを選択します。クールバー上にある [構成設定] 、[実行] あるいは [デバック] のメニューで [新しい環境…] を選択して新しい環境名を入力し [OK] をクリックします。 新しい環境がクールバー上の [構成設定] 、[実行] および [デバック] のメニューに現れます。
ある環境のプロセスを構成設定
ある環境に向けてプロセスを構成設定するには、 クールバーの[構成設定] メニューでその環境を選択し、構成設定ウィザードを使用してプロセスを構成設定します。
ある環境のプロセスを実行
ある環境でプロセスを実行するには、 クールバーの[実行] メニューでその環境を選択します。そのプロセスは指定した環境用に構成設定した情報を使用して起動されます。
ある環境のプロセスをデバッグ
プロセスを開発あるいはテストモード実行する際に、正常に走行できないことが分かっているコネクタを非接続にするには、Bonita BPM Studio のデバッグを使用します。 ある環境で Bonita BPM Studio プロセスをデバッグするには、クールバーの[デバッグ] メニューでその環境を選択します。スキップすべきコネクタを選択し[デバッグ] をクリックします。そのプロセスは指定した環境用に構成設定した情報を使用して起動されますが、指定したコネクタの実行は無視されます。