エクスポートとインポートを使用したプロファイルのデプロイ

プロファイルのデプロイとは、あるポータルからプロファイルをエクスポートし別のポータルにインポートすることです。開発環境でプロファイルとカスタム ページのテストが完了し、運用環境に移行するときに役立ちます。

プロファイルをエクスポートすると、それには次の項目が含まれます:

  • プロファイルの定義(名前と説明)。
  • プロファイルの組織へのマッピング情報。これはプロファイルを持つユーザー、グループ、役割、所属を定義しています。
  • プロファイルのページヘのマッピング情報。これはポータルのプロファイルを使用してページを見ることができる人を定義しています。カスタム プロファイルは標準ページとカスタムページを含めることができます。ページへの標準プロファイルのマッピングは変更できません。

これらのプロファイルの組織要素へのマッピングをエクスポート/インポートするのと同様に、Bonita BPMの標準として提供されたデフォルトのプロファイルをエクスポート/インポートできます。

デフォルトでは、プロファイルのエクスポート/インポート機能は、システム管理者プロファイルで使用可能です。それらはカスタム プロファイルでも使用可能です。

プロファイルをエクスポートする

プロファイルをエクスポートするには:

  1. [組織] メニューに進んで、[プロファイル] を選択します。
  2. プロファイルのリストでエクスポートしたいプロファイルを選択しそのチェックボックスをクリックします。プロファイルのリストに現在表示されているプロファイルのみ選択できます。リストされていないページは選択できません。
  3. [エクスポート] をクリックします。
  4. ポップアップは、エクスポートされるプロファイルの数を確認します。引き続き、[エクスポート]  をクリックしてそれらのプロファイルをエクスポートします。

XML ファイル、 Profile_Data.xml がエクスポートされます。

プロファイルをインポートする

プロファイルをインポートするとき、組織とページへのプロファイルのマッピングもインポートします。正しくインポートするには、組織と任意のカスタム ページは既にロード済みである必要があります。すべてのデータをインポートして、新しい運用環境をセットアップする場合、次の順序でインポートされます。

  • 組織
  • カスタム ページ
  • プロファイル

プロファイルをインポートするには:

  1. [組織] メニューに進んで、[プロファイル] を選択します。
  2. [追加] をクリックします。
  3. ポップアップで、[プロファイルをインポート] を選択します。
  4. アップロードする Profile_Data.xml ファイルを指定します。
  5. [インポート] をクリックします。

このファイルはインポートされ、チェックされます。ポップアップはインポート結果をレポートします。そのレポートは正しくインポートしたプロファイルの数、部分的にインポートした数、エラーを伴ったプロファイルの数を示します。

注意:

  • プロセス管理者プロファイルは、所定のプロセス管理者にアサインされたアプリケーションのリストを含みません。プロセス管理者プロファイルがインポートされた後、プロセス管理者をアプリケーションにマップする必要があります。
  • Bonita BPM に定義された標準プロファイルは、XML ファイル内で isDefault True にセットされています。インポート時にエラーメッセージがあったプロファイルやどんなプロファイルに対しても isDefault の設定は変えないでください。