Bonita BPM Studio のインスタレーション

このページはプロセス開発用のBonita BPM Studio をインストールする方法を説明します。インストーラーのウィザードにはWindows用、 Linux用、 Mac用、および任意のシステムにインストールできる OS-independent archive があります。

必要条件
Bonita BPM Studio をダウンロードする
ウィザードを使用してインストールする
OS-independent アーカイブを使用してインストールする
Bonita BPM Studio を開始する
ライセンス
トラブル シューティング

必要条件

Bonita BPM Studio をダウンロードする前に、 あなたのコンピュータは 32 または 64-bit システムのいずれを使用中か、適切な Java バージョンをインストール済みかを確認します。

  • Linux で、 32 または 64-bit システムのいずれを使用中か確認するためには、getconf LONG_BIT のコマンドを実行すると 32 または 64 のいずれかがリターンされます。
  • Windows では、「 32 ビットと 64 ビットの Windows: よく寄せられる質問 」を参照してください。
  • Mac では、32-bit Java は、もはやサポートされていないため、 Mac システム用のBonita BPM 32 bit バージョンはありません。

注意: OS X 10.7.5 およびそれ以降のMac ユーザーに対して: Gatekeeper という新しいセキリティ機能がAppleでは正式に認められていないソフトウェアのインスタレーションを阻止します。Gatekeeper が稼働中のシステムでBonita BPM Studio をインストール方法のより詳しい情報は、Apple サポートサイト を参照してください。

Bonita BPM Studio をダウンロードする

Bonita BPM Studio の Subscription edition の場合は、 Customer Portal に行ってダウンロードを依頼します。

Bonita BPM Studio の Community edition の場合は、オープンソースBPMジャパンのWebサイトのダウンロードページに行きます。このページには、あなたの現在のオペレーティングシステム用のStudio インストーラーおよびAll in one、OS-independent version をダウンロードするボタンがあります。 そのダウンロード ページの指示にしたがってダウンロードします。

ダウンロードが完了すると、下表のファイルのうちの1つを入手します:

Operating system Community edition Subscription editions
32-bit 64-bit 32-bit 64-bit
Linux BonitaBPMCommunity-x.y.z-x86.run BonitaBPMCommunity-x.y.z-x86_64.run BonitaBPMSubscription-x.y.z-x86.run BonitaBPMSubscription-x.y.z-x86_64.run
Windows BonitaBPMCommunity-x..zy-x86.exe BonitaBPMCommunity-x.y.z-x86_64.exe BonitaBPMSubscription-x..zy-x86.exe BonitaBPMSubscription-x.y.z-x86_64.exe
Mac Not provided BonitaBPMCommunity-x.y.z-x86_64.dmg Not provided BonitaBPMSubscription-x.y.z-x86_64.dmg
All BonitaBPMCommunity-x.y.z.zip BonitaBPMSubscription-x.y.z.zip

ウィザードを使用してインストールする

Linux、Windows または Mac のインストーラー ウィザードを実行するには、ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。

そして、インスタレーション ウィザードのインスタレーション手順にに従って最後まで操作します。

このインストーラーはローカル リポジトリだけに適用するワークスペース機能をインポートします。あなたがワークスペース内に共有リポジトリを持っている場合は、手動でそれに再接続し、場合によってはプロセスを  Bonita BPM Studioの新しいバージョンに移行する必要があります。デフォルトのワークスペースはインスタレーションの最後に自動的に初期化されます。

OS-independent アーカイブを使用してインストールする

zip アーカイブを使用して Bonita BPM Studio インストールするには、ダウンロードした .zip ファイルをあなたのハードドライブ上にフォルダに解凍(unzip)します。 長いパスのフォルダ名は避けてください。スペース文字を含むパスは使用しないでください。

Bonita BPM Studio を開始する

Bonita BPM Studio を開始するには、あなたがインストールしたディレクトリに進んで、下表の operating system に該当するランチャーを実行します:

Operating system Community edition Subscription editions
32-bit 64-bit 32-bit 64-bit
Linux BonitaBPMCommunity-linux BonitaBPMCommunity64-linux BonitaBPMSubscription-linux BonitaBPMSubscription64-linux
Windows BonitaBPMCommunity.exe BonitaBPMCommunity64.exe BonitaBPMSubscription.exe BonitaBPMSubscription64.exe
Mac Not provided BonitaBPMCommunity64.app Not provided BonitaBPMSubscription64.app

ライセンス

この情報は、Subscription edition に適用します。Community edition では、ライセンスは必要ありません。

Bonita BPM Studio を初めて起動する際に、ライセンスのインストールが必要です:

  1. ポップアップの request key をコピーするために Copy to clipboard をクリックします。
  2. Customer portal 上でライセンスをリクエストするために生成されたrequest key を使用します。
  3. 数分後にあなたのメールボックスをチェックして、no-reply@bonitasoft.com からのメールをオープンします。
  4. 添付ファイル (.lic) をダウンロードします。
  5. Bonita BPM Studio に戻って、Install license… をクリックし、ダウンロード済みの .lic ファイルを選択します。

トラブル シューティング

ログファイル

Bonita BPM Studio の実行中にトラブルが発生した場合は、あなたログファイルで問題を確認したいと思うかも知れません。

Studio のログファイルは Bonita BPM Studio の”ヘルプ” -> “Bonita BPM スタジオのログ” メニューで表示できます。

Studio のスタートで問題が生じた場合は、手動でログファイルを開くことができます。 ログファイルは、<studio_folder>/workspace/.metadata のフォルダ内に所在し、.log の拡張子を持っています。ファイルマネージャでファイル拡張子を隠すように選択されている場合は、フォルダは表示されず、隠されている可能でいがあることに注意してください。

UI デザイナー用のログファイルが別に <studio_folder>/workspace/tomcat/logs/ui-designer.log として存在します。

Bonita BPM Studio 内での OutOfMemory エラー

インストール後に、Bonita BPM Studio で OutOfMemory エラーに遭遇するかも知れません。このエラーは大きなプロセス定義をインポートする際に起こるときがあります。このログのメッセージは次のようなものです:

!ENTRY org.bonitasoft.studio.importer 4 0 2014-04-25 09:43:49.467
!ERROR Import has failed for file Autorisation Engagement Depenses-2.0.bos!ENTRY org.bonitasoft.studio.importer 4 0 2014-04-25 09:43:49.470
!ERROR
!STACK 0
java.lang.reflect.InvocationTargetException

Caused by: java.lang.OutOfMemoryError: GC overhead limit exceeded

この問題を解決するためには、Bonita BPM Studio が稼働するJVMに割り当てているメモリーを増やす必要があります。

Studio の起動に使用する実行可能ファイルに相当する *.ini ファイル (例えば、Windows 64bit の場合は BonitaBPMSubscription64.ini )を編集し、 -Xmx512m の行を -Xmx1024m (またはそれ以上)に変更します。

そして、Bonita BPM Studio を再起動します。