Bonita BPM ポータル内でのBDM (ビジネス データモデル)の管理

永続化されたデータを持つビジネス オブジェクトを使用するプロセスは、Bonita BPM ポータルにデプロイしたビジネスデータモデルを使用し実行する必要があります。単一のモデルが一度ポータルにデプロイされると、そのテナント内で実行するすべてのプロセスで使用されるビジネス オブジェクトの定義はテナント内に確実に保持しておく必要があります。

このビジネスオブジェクトはデプロイされたプロセスで使用される構造と一致させる必要があります。ビジネスオブジェクトの変更の際は、それに呼応してプロセスを変更する必要があります。

ビジネス データモデルをインポートし、アクティブにする方法

    1. Bonita BPM Studio で作成したビジネス データモデルをインポートするには、まず最初にそれを設計していたBonita BPM Studio のビジネスデータモデルをエクスポートします。
    2. Bonita BPM ポータルにテクニカル ユーザー(デフォルトのログインユーザー名:「install」、パスワード:「install」)としてログインします。
    3. [BPM サービス] メニューに進みます。
    4. [一時停止] をクリックしてテナントを停止します。
注意: ビジネス データモデルのデプロイは、オペレーション中のサービスの停止を要求します。そのため、ビジネス データモデルの更新は、進行中のプロセスに影響を及ぼさないように遂行します。
    1. サービスが停止されたら、[ビジネス データモデル] メニューに進みます。
    2. 新しいビジネス データ モデルをインポートし、アクティブにします」と呼ぶページが表示されます。
    3. Bonita BPM Studio からエクスポートしたビジネスデータモデルを含むファイルを選択し、[アクティベート] をクリックします。
    4. 次の警告が表示されます:
警告: ビジネス データ モデルがインストールされるようになりました。※注意: 既存のビジネス データベース テーブルが確定し変更されます。このアクションを元に戻すことはできません。続行する前にデータベースをバックアップすることを強くお勧めします。
  1. ポータルはファイルをロードし、オブジェクト情報を取得して、実行時にプロセスがそれらを使用可能にします。ポータルはビジネス データベースのデータベース スキーマ(一連のテーブル、カラム、インデックスなど)の作成や更新も行います。したがって、プロセスがデータベースを更新したとき、ビジネスオブジェクトは適切なモデルで格納されます。
  2. さて、ビジネス データモデルがインストールされるようになりました。
  3. [BPM サービス] メニューに進みます。
  4. [復帰] をクリックして、テナントの活動を復帰します。
注意: データベースのモデルは自動的に更新されます。ビジネス オブジェクトの永続性を危険にさらし、プロセス実行時のエラーを起こす可能性があるため、データベース スキーマを手動で変更することは避けるべきです。ビジネス データモデルのデプロイの前にビジネス データベースのバックアップを実行することをお勧めします。(デプロイが失敗した場合は、その問題を解析するためにエンジン ログをチェックします。)