アプリケーション

アプリケーション ビルダは、プロセスと相互連携するあなたのニーズにピッタリのアプリケーションを構築可能にします。汎用的な標準のプロセス中心ポータルの代わりに、プロセスへのアクセスを提供するビジネス中心のWebアプリケーションを作成できます。しかも、あなたが望むときはいつでも、そのアプリケーションを変更でき、利用者はすぐさまその変更を見ることができます。これは、ビジネス要求の変化、または利用者のフィードバックに迅速に対応できることを意味します。

アプリケーション ビルダは、Bonita BPM ポータルのグラフィカルなユーザーインタフェースです。アプリケーションのページを指定したり、メニューを定義することができます。変化に即応し、または置き換えできるデフォルトのアプリケーション ホームページがあります。

新規アプリケーションを定義する
アプリケーションのレイアウトを定義する (サブスクリプション エディション)
アプリケーションのテーマを指定する (サブスクリプション エディション)
アプリケーションのページを指定する
アプリケーションのナビゲーションを定義する
アプリケーションを編集する
エクスポートとインポートを使用してアプリケーションをデプロイする

新規アプリケーションを定義する

アプリケーションを定義するためには、システム管理者プロファイルを使用して Bonita BPM ポータルにログインする必要があります。

また、アプリケーションを作成するために使用するカスタムプロファイルを作成することができます。このプロファイルはアプリケーションを作成するためには、アプリケーション ページをアクセスする必要があります。アプリケーションをテストするためには、現在ログインしていた利用者は、アプリケーションで定義されたプロファイルを持つ必要があります。

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示され、既に定義されたアプリケーションが示されます。
  2. [新規] をクリックします。[新規作成 アプリケーション] のポップアップが表示されます。
  3. このポップアップで、アプリケーションに関する次の情報を指定します。
    • 表示名: Bonita BPM ポータルでアプリケーションを識別するために表示される親しみやすい名前
    • URL: アプリケーションのホームページのURL
    • バージョン: アプリケーションのバージョン番号。デフォルトは 1.0 がセットされますが、任意の英数字をセットすることができます。
    • プロファイル: アプリケーションのアクセスに必要な利用者のプロファイルを選択します。ドロップダウンリストはカスタムプロファイルを含む利用可能なすべてのプロファイルを含みます。
    • 説明: アプリケーションを説明するテキスト。
  4. [新規作成] をクリックします。

指定した情報と一緒に新規のアプリケーションが作成されます。しかしながら、この段階では、アプリケーションはデフォルトのホームページだけを持つので、アプリケーションにページを指定してナビゲーションを定義する必要があります。

注意: アプリケーションに対してURL トークンを定義するとき、”API”、”content”、または “theme” (case insensitive) のワードは、使用できません。これらのワードは、内部使用にため予約されています。

アプリケーションのレイアウトを定義する (サブスクリプション エディション)

各アプリケーションは、このアプリケーションのメインフレームを定義するレイアウトに関連付けられています。

アプリケーションのレイアウトを定義するには:

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示されます。
  2. 編集したいアプリケーションの編集アイコン (…) をクリックします。そのアプリケーションの詳細ページが表示されます。
  3. ルック&フィールのゾーンに進みます。
  4. 現在のレイアウト名をクリックします。
  5. ドロップダウンリストから新しいレイアウトを選択します。 レイアウトは事前にデプロイ済みである必要があります。
  6. 検証ボタンをクリックします。

アプリケーションのテーマを指定する (サブスクリプション エディション)

各アプリケーションは、このアプリケーションのメインフレームを定義するテーマに関連付けられています。UI デザイナーで開発されたすべてのページは、自動的にアプリケーションテーマの恩恵を受けます。あなた自身が開発したページの場合は、テーマを働かせるため、ソースコード内に <link rel="stylesheet" href="../theme/theme.css"> の行を含める必要があります。

アプリケーションのテーマを指定するには:

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示されます。
  2. 編集したいアプリケーションの編集アイコン (…) をクリックします。そのアプリケーションの詳細ページが表示されます。
  3. ルック&フィールのゾーンに進みます。
  4. 現在のテーマ名をクリックします。
  5. ドロップダウンリストから新しいテーマを選択します。 テーマは事前にデプロイ済みである必要があります。デフォルトでは、Bootstrap ベースの6つのテーマがあります。.
  6. 検証ボタンをクリックします。

アプリケーションのページを指定する

アプリケーションのページを指定するとき、アプリケーションとそれに含めるページのマッピングを作成します。そのページ自身は既に存在する必要があります。

アプリケーションのページを指定するには:

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示されます。
  2. 編集したいアプリケーションの編集アイコン (…) をクリックします。そのアプリケーションの詳細ページが表示されます。
  3. ページのゾーンに進みます。 [追加] をクリックして、ポップアップのリストでページを選択し、そのページのURLトークンを定義することでページを追加できます。そのページのゴミ箱アイコンをクリックすることでページを削除できます。 ページはアルファベット順にリストされます。
  4. アプリケーションのホームページになるページを選択します。デフォルトのホームページはデフォルトによって選択されます。これを変更するには、該当するページの行にあるホームのアイコンをクリックします。
注意: アプリケーションに対してURL トークンを定義するとき、”API”、”content”、または “theme” (case insensitive) のワードは、使用できません。これらのワードは、内部使用にため予約されています。

ナビゲーションを指定するとき。メニュー名と構造、およびメニュー項目にあたるページを定義します。メニューの構造は、利便性から2ベルに制限されています。トップレベルで2つのタイプのメニュー項目を指定できます:

  • 1ページメニューは、クリック可能で1つのページを指します。
  •  複数ページメニューは、クリック不可で、1ページメニューを集めたコンテナになります。

アプリケーションのナビゲーションを指定するには:

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示されます。
  2. 編集したいアプリケーションの編集アイコン (…) をクリックします。そのアプリケーションの詳細ページが表示されます。
  3. ナビゲーションのゾーンに進みます。
  4.  メニューの構造を指定します。トップレベルでは、ページにダイレクトにあてる1ページメニューまたは複数ページメニューを定義できます。複数ページメニューを定義する場合は、メニュー項目を追加できます。
    •  トップレベルの1ページメニューを追加するには、 [追加] をクリックしてポップアップで、[1ページメニュー] をクリックしてメニューの名前を指定し、,ページを選択して [追加] をクリックします。
    • トップレベルの複数ページメニューを追加するには、 [追加] をクリックしてポップアップで、[複数ページメニュー] をクリックしてメニューまたはメニュー項目を指定し [追加] をクリックします。
    • 複数ページメニューに項目を追加するには、メニュー名のそばにある+アイコンをクリックしてメニュー項目の名前を指定し、ポップアップからページを選択し、[追加] をクリックします。
    • メニューまたはメニュー項目を削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。子供のあるメニューを削除する場合は、その子供の入力はナビゲーションから自動的に削除されます。
    • メニュー項目を並び替えには、それらをドラッグ&ドロップします。

アプリケーションを編集する

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示されます。
  2. 編集したいアプリケーションの編集アイコン (…) をクリックします。そのアプリケーションの詳細ページが表示されます。 このページで、アプリケーションのメタデータ、レイアウト、テーマ、ページおよびナビゲーションを編集できます。
    • メタデータを編集するには、編集ボタンをクリックします。ポップアップで、アプリケーションに関する情報を変更し、[保存] をクリックします。
    • レイアウトを編集するには、「アプリケーションのレイアウトを指定する」を参照してください。
    • テーマを編集するには、「アプリケーションのテーマを指定する」を参照してください。
    • ページを編集するには、ページのゾーンに進みます。[追加] をクリックすることでページを追加できます。そのページのゴミ箱アイコンをクリックすることでページを削除できます。ページを削除した場合は、それに関連したメニュー項目は自動的に削除されることに注意してください。
    • ナビゲーションを編集するには、ナビゲーションのゾーンに進みます。[追加] をクリックすることでメニューまたはメニュー項目を追加できます。そのページのゴミ箱アイコンをクリックすることでメニューまたはメニュー項目を削除できます。 メニューとメニュー項目をドラッグ&ドロップすることで、それらの順番を変えることができます。

エクスポートとインポートを使用してアプリケーションをデプロイする

アプリケーションをデプロイするとは、アプリケーションを開発したポータルからそれをエクスポートし、他の運用環境にインポートすることを意味します。

エクスポートするとき、次の情報が含まれます:

  • アプリケーションのメタデータ
  • レイアウト名
  • テーマ名
  • ナビゲーションの定義
  • ナビゲーションへのページのマッピング

ページ、レイアウト、それ自身のテーマ、ビジネスデータ モデル、プロファイルの定義、組織、あるいは認証の設定は、含まれません。それらはすべて、別途デプロイされる必要があります。

アプリケーションをエクスポートする

アプリケーションをエクスポートするには:

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示されます。
  2. エクスポートしたいアプリケーションを選択します。
  3. エクスポートのアイコンをクリックします。

XML ファイルの Application_Data.xml がエクスポートされます。

アプリケーションをインポートする

アプリケーションをインポートするとき、アプリケーションへのページのマッピングをインポートします。正常にインポートするためには、任意のページ、レイアウトおよびテーマが事前にロードされている必要があります。すべてのデータをインポートすることで新しい運用環境にセットアップする場合、それらを次の順番でインポートします:

  • 組織
  • API 拡張
  • ページ
  • レイアウト
  • テーマ
  • プロファイル
  • ビジネス データモデル
  • アプリケーション

また、任意のカスタム認証の定義を適用する必要があります。

アプリケーションをインポートするには:

  1. メニューバーで [アプリケーション] をクリックします。アプリケーション リストのページが表示されます。
  2. [インポート] をクリックします。
  3. アップロードする Application_Data.xml ファイルを指定します。
  4. [インポート] をクリックします。

このファイルは、インポートされチェックされます。ポップアップがインポートのステータスをレポートします。それは正常にインポートされたアプリケーションの数、あるいはエラーになった数を示します。アプリケーションに関連するプロファイルが定義されていない場合は、そのアプリケーションは任意の関連するプロファイルを持たずに作成されます。アプリケーションと関連するページが存在しない場合は、そのページと関係するナビゲーションを持たずに作成されます。指定したレイアウトとテーマの両方またはいずれかが存在しない場合は、そのアプリケーションはデフォルトのレイアウトとテーマで作成されます。